矯正するに当たり、親知らず三本を抜くべきでしょうか?
 三日前に下あご右の親知らずを抜歯しました。
 水平埋伏で切開し縫合しました。
 抜歯に一時間半ほどかかったのですが、歯の根元が残った状態で縫合されました。
 先生はこのままで、一年ごとにレントゲンを取り、膿がたまったら再切開し、根もとりましょうと言いましたが、来週にでも再手術し、さっさと摘出したほうがいいんじゃないか?と、個人的には思うのですが、医師の意見を尊重すべきでしょうか?
 あと、親知らずは三本残っていて、矯正のために親知らずは全部抜きましょうと言われたにもかかわらず、この最初の一本の抜歯が困難だったため、後三本は抜歯せず矯正するということになりました。
 矯正するにあたり、親知らず4本と、普通の歯4本を抜歯すると最初に聞いていたので、抜かなくていいといわれて正直戸惑っています。
 医師は、残りの3本の親知らずは奥のほうにしっかり生えていて(今回抜いた右下と同じ状態)抜歯が困難なためにあえて抜かないとのことでした。
 抜歯した医師で矯正もかんがえています。
 右下の残った根はすぐにでも取り出すべきでしょうか?
 矯正するに当たり、ほかの医者にいってでも、残りの三本を抜くべきでしょうか?
 よろしくお願いいたします。
こんにちは!橋本歯科医院 院長 橋本光悦(みつよし)です。
 お便りありがとうございます。
 矯正考えているのでしたら、ちゃんと根っこを抜いておくべきでしょう。
 でも抜けない歯医者さんですといくらやっても無理だと思います。
 私なら15分でキッチリ抜いて差し上げます。
 それに矯正をするにしても最初の治療方針を変えるなんてちょっと不安が残りますね。
 セカンドオピニオンを求められるもの良いかと思われます。
 親知らずは現代人の顎には上手く機能してない事が多く抜歯を、お勧めする事が多いですが、矯正する為に他の歯を抜く事はお勧めできません。
 と言いますのもその歯を抜いて矯正したお陰で顎関節症になると言うケースが最近非常に増えてきているからです。
 そのため私どもでは抜かない矯正と言うのを行なっております。
 もしお近くでしたら電話予約の上お越しいただければその残った根っこを抜いて差し上げますよ。
 その際に矯正のお話もさせいただきます。
 いつでもご相談ください。