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当院にお問い合わせがあった質問にわかりやすくお答えします。

石川県七尾市 45歳 男性

主人の歯のことでご意見を聞かせていただければ,とメールいたしました。
現在,石川県に在住しておりますので,受診できませんが,メール上だけの質問でも可能なら,お忙しいと思いますが,よろしくお願いいたします。受診しなければ無理なようでしたら,そうお答えくださいませ。
今,主人が通っている歯科医院で,インプラントを薦められています。
歯槽膿漏が進行し,かなりひどいようです。現在,上顎の歯は前歯8本ほど残っており,それもぐらぐらしているようです。レントゲンでは,骨がかなり後退して,薄くなっているようです。下顎も前歯10本ほどが残っていますが,少しぐらついているようです。上顎に比べ,骨はまだそれ程後退していなしようです。
全部の歯を抜いて,上4本・下6本の支柱を打って,全てインプラントにするか,その支柱・土台の下に義歯をマグネットのようなもので付けるようにするか,総義歯にするか,3通りの治療法を提示していただいていて,その中でも,1番目のインプラントを薦められております。550万ほどかかるそうです。
義歯にすると食べ物の微妙な味が分からないとか。上顎は骨の後退がひどいため,インプラントの支柱を打つのが難しい治療ではあり,今後生涯持つか分からないが,10年くらいは大丈夫だと思う,とのことです。
質問は,
先生なら,どんな治療を薦められますか?
この状態でインプラントは安全安心ですか?(手術には痛みを伴いますか?)
インプラント治療後,何年か後,再度手術が必要になった場合,かなり大変な外科手術になると聞いたことがありますが,いかがでしょうか?
550万は破格ではなく,平均的なインプラント治療代金でしょうか?
お忙しい中,長いメールで失礼いたしました。よろしくお願いいたします。
こんにちは!橋本歯科医院 院長 橋本光悦(みつよし)です。
お便りありがとうございます。
Q:先生なら,どんな治療を薦められますか?
A:費用が許せるのでしたら、インプラントが一番いいでしょう。ただインプラントがどれだけ持つかは術者の技量に大きく左右されます。
それだけ大きな手術となりますとなかなか対応できる先生が少ないと思います。
又、骨量が少なければ骨を増やす手術をまず行い、6か月ほど置いて再度インプラント埋め込む2段階で手術と行うことも考えられます。ですからインプラントには多額の費用と、何度も通院しなくてはならず時間も取られます。
その辺のことをよくお考えになられた上御検討された方がいいでしょう。
ただ、お話によりますと、全部歯は抜かなくてはいけないでしょうし、一度入れ歯にしてそれでどうしても耐えられないと言うならそこでインプラントを考えると言う考えもあります。

Q:この状態でインプラントは安全安心ですか?(手術には痛みを伴いますか?)
A:手術には麻酔を使用しますので痛みはほとんど無いですが、術後は顔が腫れるでしょうし、3日ぐらいは痛みも伴なうでしょう。安全安心かは術者の技量次第です。

Q: インプラント治療後,何年か後,再度手術が必要になった場合,かなり大変な外科手術になると聞いたことがありますが,いかがでしょうか?550万は破格ではなく,平均的なインプラント治療代金でしょうか?
A:何年後かに再手術と言うことですが、これも上手い先生に当たれば、将来的なことも考えインプラントの植立する位置や、サイズ、本数などちゃんと検討してくれるでしょうし、またアフターケアーの仕方等丁寧にご指導いただければ10年と言わず20~30年持たすことも可能でしょう。
費用的には550万円は10本でしたら妥当な金額でしょう。

早速のお返事,ありがとうございました。
とても懇切丁寧なご説明で,心配だったこと,疑問に思っていたこと,などが解消されました。 先生のご説明を拝読し, 私としては,”一度入れ歯にして,耐えられないならインプラントを考える”のがよいのでは,と思いました。
今通っている歯科医の方を信頼しないわけではないですが, ”安全安心は術者の技量次第”と言うことですし, それだけ多額な費用・時間的拘束を考えても, もし入れ歯でも,思ったより自分に合っていて調子が良ければ,その方が心配が少ないですし。
本人は,今通っている先生のご説明を受けて,インプラントにしたいと思っていますが, 橋本先生のアドバイスを受けて,よく考えてくれることと思います。
自分の歯のことですし,後は本人に任せます。 (なら,こんなになるまでに,歯医者さんに行ってほしかったです~(笑)。今さら本人に言うのもかわいそうですしね。) 本当に,お忙し中ありがとうございました。

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橋本歯科医院 院長 橋本光悦(みつよし)がご回答します!

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◆ 写真の撮り方

歯がくっきり写っていない写真では診断できません!
特に写真の1番と3番が上下の臼歯の噛み合わせを見るのに重要です!

必ず歯がくっきり写った写真を添付していただくようお願いします。

  • ① 撮影は自分で撮らず、他の人に撮影してもらってください。
  • ② 撮影はマクロモード、フラッシュはONで。
  • ③ 充分に明るい場所で撮影してください。
  • ④ 必ずピントを合わせた写真を撮ってください。
  • ⑤ 前、左右、上の写真は床に寝た状態で撮るのがベスト
  • ⑥ 下だけは椅子に腰掛け真上から撮ってもらってください。
  • ⑦ デモ写真の様に適当に指を口に入れ歯が見えやすい様に工夫してください。
  • 1.右側


    しっかり噛み合わせた状態で、右口角を指1本を使って奥歯の噛み合わせを見せてください。
    ※寝た状態で撮ってもらう。

  • 2.正面


    しっかり噛み合わせた状態で、左右に指2本ずつ使い前歯が最低上下6本は見える様に撮影してください。
    ※寝た状態で撮ってもらう。

  • 3.左側


    しっかり噛み合わせた状態で、左口角に指1本を使って奥歯の噛み合わせを見せてください。
    ※寝た状態で撮ってもらう。

  • 4.上側


    最低でも前歯6本は見せてください。
    ※寝た状態で撮ってもらう。

  • 5.下側


    最低でも前歯6本は見せてください。
    ※椅子に腰掛け前から撮ってもらう。


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画像は入れても入れなくても、又画像は1枚のみでも、質問だけでも承ります。

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